デザインカタログ → 事務データ自動変換
課題
200ページ超のカタログから商品情報を手作業で転記。1冊あたり3営業日を要し、転記ミスも発生。
解決策
AIがデザインファイルの構造を解析。商品名・価格・型番を座標とパターンから特定し、自動抽出するパイプラインを構築。
プロジェクトの背景
クリエイティブ業務を圧迫する「手作業の限界」
美しいカタログを作るためのデザインデータ(Illustrator/InDesign)と、ECサイトで売るための商品データベース。この2つはこれまで完全に分断されていました。
結果として、カタログが完成するたびに現場では「地獄の転記作業」が発生していました。
- 終わらないコピペ: 200ページ、数千点の「商品名」「価格」「スペック」を目視でExcelへ入力。
- ヒューマンエラーの恐怖:
¥1,980と¥1,890の入力ミスなど、人間には避けられないミスが散見。 - 遅れるEC展開: データ化に丸3日以上かかり、Webでの販売開始が遅れる機会損失が発生。
解決策:座標解析×AIによる「構造化エンジン」
私たちは既存のツール導入ではなく、デザインデータの「視覚的な構造」そのものを解析する専用パイプラインを開発しました。
独自の解析ロジック(Visual Structure Analysis)
人間がカタログを見る時、「写真の下の太字が商品名だ」「その横の数字が価格だ」と無意識に位置関係で判断しています。このプロセスをアルゴリズムで再現しました。
具体的な技術アプローチ
- レイアウト座標の「紐づけ」技術: 文字の位置座標(X,Y)とフォントスタイルを解析。「画像直下の太字」=「商品名」といった独自のグルーピングロジックを実装し、不規則なレイアウトでも情報の塊を正確に認識。
- InDesign CEP拡張で学習コストゼロ: Adobe InDesign上で直接操作できるCEP(Common Extensibility Platform)形式で提供。従業員は普段使い慣れたソフト内でワンクリック実行できるため、新しいツールの習得は不要。導入初日から即戦力として稼働。
ニコスフィアが提供できる価値
ニコスフィアの強み
- 非定型ドキュメントからのデータ抽出: 定型的な帳票だけでなく、カタログや図面など複雑なレイアウトにも対応
- データ入力作業の自動化: 手作業による転記をシステムで代替し、作業時間を大幅に短縮
- 既存ワークフローへの統合: 使い慣れたツール上で動作するため、導入コストを最小限に
Next Step
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